食べても良い・食べられない和菓子

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小麦を使ったお菓子というと主に洋菓子のイメージがあり、和菓子の方がグルテンを気にせず食べられるものが多いと思うことがあるかもしれません。

確かに、和菓子には主な原材料がうるち米やもち米というものが多いですが、中には小麦が主原料であったり、小麦・大麦に由来する甘味料や調味料を使用していたりするものもあるため、場合によっては注意が必要なこともあります。

そこでこの記事では、「小麦・大麦を使用せずにつくられている主な和菓子」「原材料に小麦を使用した和菓子」「原材料の一部に小麦・大麦由来の成分が含まれていることがある和菓子」には、それぞれどのようなものがあるかを説明していきます。

 

小麦・大麦が使用されていない和菓子

まず、小麦や大麦が基本的に使用されずに作られている和菓子には、以下のものが挙げられます。

金平糖

甘納豆

なお、これらは基本的にグルテンを含む原材料は使用されていませんが、「ウィスキーや日本酒を使った金平糖」など製品にはさまざまな種類のものがあります。そのため、どのような原材料が含まれているか、製品パッケージのラベルに記載されている原材料をその都度確認した上で選ぶ必要があります。
また微量のグルテン混入も避けたい場合には、グルテンを含む穀物が原材料に使用されていない場合でも、製造工程においてコンタミネーションが発生している場合があることにも注意が必要です。

 

グルテンを含む原材料を用いた和菓子

次に、小麦・大麦、もしくはグルテンを主な原材料として用いている和菓子を挙げていきます。

 

小麦・大麦を使用した和菓子

まず、原材料に小麦または大麦を使用した和菓子には以下のようなものがあります。

饅頭

カステラ

今川焼き・たい焼き

かりんとう

きんつば

月餅

長命寺桜餅

小麦煎餅

つやぶくさ

どら焼き

南部せんべい

あんドーナツ

田舎まんじゅう

炭酸饅頭

けんぴ

マルボーロ

麦落雁

大麦おこし

大麦まんじゅう

大麦ぼうろ

大麦こがし

ういろう

 

グルテンが使用されている和菓子

また、原材料にグルテンを使用した和菓子には以下のものがあります。

麩まんじゅう

 

小麦・大麦由来の成分が使用されている和菓子

それでは次に、原材料に醤油や麦芽糖といった小麦・大麦由来の成分が使用されている可能性がある和菓子とそれらの主な注意点を挙げていきます。

 

グルテンを含む原材料を使用している可能性がある和菓子

まず、醤油など一部の原材料に小麦や大麦が使用されている場合があるお菓子には、以下のようなものがあります。

落雁(原料に麦芽糖を使った水飴が使用されている場合)

おこし(麦芽糖・麦芽水飴など大麦由来の原材料が使用されている場合)

塩釜(原材料に麦芽糖をした場合)

ぎゅうひ(原材料に麦芽糖を含む場合)

きび団子(麦芽糖、小麦粉が使用されている場合)

そば饅頭(原材料に小麦粉や麦芽糖が含まれる場合)

柏餅(小麦粉を原材料に使用されている場合)

うぐいす餅(原材料に麦芽糖が使用されている)

あんころ餅(原材料に麦芽糖・小麦由来成分が使用される場合)

ひなあられ(原材料に小麦粉やが含まれる場合)

あられ(原材料に醤油が使われている場合)

おかき(原材料に醤油が使われている場合)

安倍川餅(原材料に麦芽糖が使用される)

羊羹(原材料に麦芽糖が使用される場合)

ゆべし(原材料に麦芽糖や醤油が使用される場合)

八つ橋(原材料に麦芽糖が使用される場合)

最中(原材料に水飴や麦芽糖が使用される場合)

村雨(原材料に水飴や麦芽糖が使用される場合)

水ようかん(原材料に麦芽糖が使用される場合)

練り切り(原材料に麦芽糖が使用される場合)

ぼたもち(原材料に水飴が使用される場合)

ちまき・笹だんご(原材料に小麦・麦芽糖が使用される場合)

千歳飴(原材料に麦芽糖が使用される場合)

大福餅(原材料に水飴・麦芽糖が使用されている場合)

ずんだ餅(原材料に麦芽糖が使用される場合)

白玉団子(原材料に麦芽糖が使用される場合)

塩饅頭(原材料に麦芽糖・水飴が使用される場合)

栗ようかん(原材料にが使用される場合)

栗まんじゅう(原材料に小麦粉・水飴が使用される場合)

くずきり(原材料に水飴が使用される場合)

くず餅(原材料に麦芽糖される場合)

草餅(原材料に麦芽糖や水飴が使用されている場合)

かるかん(原材料に麦芽糖が使用される場合)

お汁粉・ぜんざい(原材料に麦芽糖が使用される場合)

栗きんとん(原材料に水飴が使用される場合)

芋けんぴ(原材料に水飴が使用している場合)

道明寺桜餅(原材料に麦芽糖が使用される場合)

 

主な注意点

和菓子に上記のような甘味料や調味料が使用されている場合に注意したい点として、以下のようなことが挙げられます。

 

甘味料

和菓子の原材料には、甘味料として「麦芽糖(マルトース)」や「還元麦芽糖(マルチトール)」「還元麦芽糖水飴」といったものが使用されている場合があります。

まず、「麦芽糖」についてはとうもろこし由来のでん粉からつくられていることが多く、この場合はグルテンフリーとなりますが、小麦・大麦由来のでん粉が使用されている場合にはグルテンが含まれる恐れがあるため注意が必要です。

また「還元麦芽糖(マルチトール)」「還元麦芽糖水飴」といった糖アルコールについては、原材料に関わらずグルテンフリーとされているため使用されていても問題ないと思われます。

(ちなみに麦芽シロップといわれるものはたんぱく質がわずかに含まれており、グルテンフリーではないため注意が必要です)

 

醤油

醤油の原材料には小麦が含まれる場合が多くあります。

自然発酵してつくられたものであれば醸造過程でグルテンはアミノ酸などの小さな分子に分解されているためグルテンは残っていないといわれていますが、そうでない場合、人によっては醤油に残存しているグルテンに反応する恐れもあることに注意しておく必要があります。

和食に使う調味料

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