和食に使う調味料を選ぶ時のポイント

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煮物や煮魚など定番の和食メニューには味醂、料理酒などの調味料をよく使用します。

グルテンフリーダイエットでは自炊が中心となり、そうした和食メニューをつくろうと考えることも多いかと思いますが、味付けに使う調味料にはどんなものであれば問題なく使用できるのかと迷うこともあるのではないでしょうか。

そこで、この記事では和食の料理によく使用する調味料にはどのような原材料が使用されていて、どんなものであればグルテンフリーダイエットでも使うことができるのか、調味料を選ぶ時のポイントについて説明していきたいと思います。

 

和食によく使う調味料を選ぶ時のポイント

それでは、以下に和食によく使う調味料を選ぶ際のポイントについて説明します。

 

料理酒

まずは料理酒についてですが、料理酒にはいくつか種類があり、原材料にも違いがあります。

グルテンフリーダイエットでは、その中でも「米・米麹(・塩)」のみを使用した「純米料理酒」と呼ばれるものがおすすめです。

また料理酒には、米・米麹・塩以外に「醸造アルコール」や「糖類」といった成分を含むものもあります。

そうした添加物を含む料理酒でも小麦や大麦由来のものが原材料に含まれていることはないようですが、シンプルな原材料でつくられた純米料理酒のほうが安全性が高いといえます。

もしくは、つくる料理によっては料理酒ではなく「清酒(純米酒)」を使用してみても良いかもしれません。

日本酒などのアルコールについては以下の記事を参照ください

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味醂

次に味醂についてですが、味醂には「本みりん」・「みりん風調味料」・「みりんタイプ調味料」といった種類があり、それぞれ原材料が異なります。

みりんタイプ・みりん風調味料の中には、原材料に「小麦発酵調味料」「たんぱく加水分解物」といった小麦由来の添加物を使用している場合があるため、製品を購入する際にはラベルに記載されている原材料を確認すると良いです。

ちなみに、添加物を使用せず「米・米麹・塩のみ」でつくられた発酵調味料として、「味の母」という製品があります。

原材料がシンプルなので安全性が高いという意味でおすすめです。

また味醂・料理酒として使用できるようになっているため、味の母一つを用意しておけばたいていの料理に活用することができるところも良いと思います。

 

味噌

味噌については、主な原材料に「米・大豆・麦」といったものが使用されています。

味噌を使う時には、米味噌や豆味噌であれば問題ありませんが、原材料に大麦が使用された麦味噌・一部の合わせ味噌は避ける必要があります。

 

次に酢についてですが、一言で酢といってもいつくかの種類があり、その原材料や製造方法も異なります。

グルテンフリーダイエットを実施している人でも安全に摂ることができるものとそうでないものがあるため、以下に酢の種類毎に分けて特徴を説明していきます。

 

ワインビネガー・バルサミコ酢・リンゴ酢(アップルサイダービネガー)

まず、ワインビネガー・バルサミコ酢・リンゴ酢については、ブドウやリンゴを原材料としてつくられており、小麦・大麦・ライ麦といったグルテンを含む穀物は使用されていません。

そのため、グルテンを除去している人でも安全に摂取することが可能です。

 

純米酢

原材料に米を100%使用した純米酢にはグルテン含有穀物が使用されていません。

そのため、(コンタミネーションが発生しているケースを除き)グルテンに過敏な人でも安全に摂取することができます。

 

ホワイトビネガー(蒸留酢)

ホワイトビネガーはピクルスやマヨネーズなどに使用される蒸留酢です。

原材料には主にとうもろこしや大麦などの穀物が使用されています。

ただ原材料に大麦が含まれるとはいっても、蒸留過程においてグルテンの成分は除去されているため、その観点からホワイトビネガーはグルテンフリー(含有量20ppm未満)であるとされています。

そのため、ホワイトビネガーを摂ることによって問題になることはあまりない(料理に使用しても問題ない)と思われますが、一部には蒸留酢を含む食品を摂った後にグルテンと同じような反応が現れる人もいるようです。

もし、同じように安全だといわれている「蒸留酒」に反応するという場合には、ホワイトビネガーも避けたほうが良いかもしれません。

 

麦芽酢(モルトビネガー)

麦芽酢には、名前の通り大麦(麦芽)が原材料に使用されています。

そして、ホワイトビネガーとは違い、蒸留されていないため確実にグルテンが含まれます。

麦芽酢は日本では一般的なものではありませんが、グルテンフリーではありませんので念のために注意が必要です。

 

穀物酢・黒米酢・大麦米酢

穀物酢・大麦米酢・黒米酢といった酢には、原材料に小麦や大麦が用いられている場合があります。

穀物酢におけるたんぱく質はごくわずかといわれていますが、中には微量でも反応する人もいるため注意しておくと良いかもしれません。

穀物酢には広い意味では米酢や黒酢なども含まれますが、ここでは小麦・とうもろこしなどの穀物を主な原材料としてつくられる醸造酢のことを指しています。

 

米酢

上述したように「純米酢」については問題ありませんが、「米酢」(酢1リットル中40g以上米が使用されたもの)の場合には、主原料が米であっても他の穀物が用いられている場合があります。

そのため、米酢については必ずしも安全ではなく、お寿司を食べて反応するケースもあるようなので注意しておく必要があります。

 

なお、醤油について知りたい方は以下の記事を参照ください

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まとめ

以上、和食でよく使う調味料を選ぶポイントについて説明しました。

定番の和食メニューによく使う料理酒や味醂、味噌、酢などの調味料はグルテンフリーダイエットでも問題なく使用できるものもありますが、中には大麦や小麦由来の原材料が使われていることもあります。

そのため、料理酒や味醂には、純米料理酒や味の母、酢であればリンゴ酢(アップルサイダービネガー)、純米酢といったシンプルな原材料からつくられているものがおすすめです。

それ以外のものでも支障なく使うことができる場合もありますが、調味料を選ぶ時には、あらかじめ製品のラベルに書かれている原材料を確認して、個々の状況と併せて問題のないかどうかを判断した上で購入すると良いかと思います。

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