飲んではいけない飲み物

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飲み物はあまりグルテンとは関連がないように思えるかもしれませんが、清涼飲料水の中には小麦や大麦に由来した原材料を使ったものがあります。

つまり、グルテンは食べ物だけではなく飲み物にも含まれていることがあるため、グルテンフリーダイエットを実践している人には注意が必要です。

そこで、この記事ではそうしたグルテンが含まれる恐れがある、小麦や大麦を使った飲んではいけない飲み物(お酒を含む)にはどんなものがあるのか、またそれらを摂る際に注意したい点について説明していきます。

 

グルテンが含まれる恐れがある主な飲み物

それでは、まず以下に大麦や麦芽などのグルテンを含む穀物を原材料を使用した飲み物、また直接原材料に穀物は使用されていないけれどグルテンが混入している恐れがある飲み物を一覧で挙げていきます。

大麦ココア・大麦コーヒー、麦芽コーヒー味の豆乳などの大麦を含む飲料

爽健美茶(原材料には大麦・大麦若葉が含まれる)

麦茶

麦焼酎・ウィスキー・ウォッカなどの蒸留酒

ビール(大麦を発芽させた麦芽が主原料になるため)

発泡酒

ネスレ・ミロ

一部のノンアルコールビール(オールフリー・龍馬1865・ビットブルガー・バイスビアエルディンガーなど)

純米系以外の日本酒

合成清酒

一部のワイン

大麦若葉・小麦若葉を使用した青汁

なお、ビールの中でもキリンビールの「のどごし生」(第三のビール)は、原料が「ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス」となっており、主原料が麦芽ではありません。(ただし、のどごし生の原材料にあたる酵母エキスがビール酵母であればグルテンがわずかに含まれている恐れもあります)

 

それぞれの飲み物の注意点

では次に、上記に挙げた飲み物を摂る際に注意しておきたい点を説明します。

 

蒸留酒

蒸留酒は醸造酒を蒸留(醸造酒を温めて揮発したアルコール分を抽出・冷却)してつくられるお酒です。

中にはラムやテキーラなどのグルテンを含まない原料からつくられているものもありますが、小麦や大麦を使ってつくられているものもあります。

 

小麦・大麦を使用した蒸留酒

ではどのような蒸留酒に小麦や大麦が使われているかというと、以下のようなものが挙げられます。

ジン(大麦・ライ麦が使用されることが多い)

ウィスキー(ほとんどの場合大麦や麦芽が使用されている)

バーボン(本来はとうろもろこしでつくられるが大麦を使用したものも多い)

ウォッカ(じゃがいも、とうもろこし、ぶどうなどからつくられるが、小麦や大麦、ライ麦が含まれる場合もある)

 

蒸留酒にグルテンが残存・混入するケース

上記に挙げたようなジンやウィスキーといったお酒は大麦などの原材料を使用されてはいますが、これらのお酒は蒸留過程においてたんぱく質などの余分なものは取り除かれているといわれています。

そのため、原材料にグルテンを含む穀物を使用していたとしても、最終的に蒸留酒として完成したものにはグルテンは残っていないので基本的には原材料が何であれ安全に摂取できるようです。

ただし、以下のような理由で「たんぱく質の成分が除去されずに残存している」「グルテンが微量に混入している」といったケースもあり、それに対して反応を示し何らかの症状が発生するケースも見られているため、人によっては注意しておくと良いかもしれません。

風味などを向上させるために蒸留した後にあえて穀物を添加している

蒸留過程にきちんと時間を掛けていないため精製度が低い

製造施設におけるコンタミネーション

ビール樽や小麦ベースの糊を使用した樽を用いて熟成している

上記のようにグルテンが残存・混入している場合でも実際にどの程度グルテンが含有しているかで反応を示すかは、人によって違いがあります。一律で蒸留酒はOKもしくはNGだとは言えないため、なるべく少量から摂取して様子を見るようにするなどして、どの程度であれば飲めるかどうかを状況に応じて判断していくと良いです。

 

日本酒

次に日本酒についてですが、まず日本酒は大まかに「特定名称酒」に分類される「純米系」「醸造系」と「普通種」に分けられます。

この中の「純米系」(純米酒・純米吟醸・純米大吟醸)といわれるものは「米・米麹・水」といった原材料を使ってつくられますが、「醸造系」(本醸造・吟醸・大吟醸)の酒には「(白米の重量の)10%未満の醸造アルコール」、そして「普通酒」には「醸造アルコール・糖類・焼酎」などが添加されています。

この醸造アルコールの原材料には主にさとうきびや米といった穀物が使用されており、小麦や大麦が使用されることはないようですが、原材料がシンプルな純米系の酒のほうがより安全といえます。

つまり、日本酒の中では「純米系>本醸造系>普通酒>」の順に安全性が高いと考えられるため、個々の状態によってどの程度まで飲めるかを判断して飲むようにすると良さそうです。

 

ワイン

ワインはぶどうからつくられる醸造酒でグルテンフリーのお酒だといえますが、ワインを貯蔵・熟成するオーク樽にはワインが漏れ出すのを防ぐために密閉剤として小麦などの粉を糊状にしたものが使用される場合があり、そこで貯蔵・熟成されたワインには微量のグルテンが含まれている恐れがあるといわれています。

またワイン造りの行程には、不純物などを取り除くための「ファニング」といわれる作業を行う場合があり、それに使用される清澄剤としてまれにグルテンが使われることがあるようです。

とはいえ、そうしたケースはごく稀な上にグルテンが混入した場合にもかなり微量のため、ほぼ症状などの影響が出ることはないと思って良いようです。

 

大麦若葉・小麦若葉の青汁

「大麦若葉」「小麦若葉」は、大麦もしくは小麦が穂をつける前の生長段階にある若い葉の部分のことをいいます。

そして、それらを粉砕して粉にしたものが青汁などに使用されています。

「大麦・小麦」若葉というと、グルテンフリーではないかのようにも思えますが、グルテンは小麦や大麦の「種子」にあたる部分に含まれます。

つまり、茎や葉の部分には含まれないため、種子がつく前の段階で収穫した大麦・小麦若葉を使用した青汁であればグルテンフリーといえますが、中には「種子の破片が混じっている」「小麦・大麦・ライ麦を含む製品と同じ設備または同一の工場で製造されている」といった理由で微量のグルテンが混入している恐れもあります。

そのため、微量のグルテンにも影響を受けるような人は注意しておくと良いかもしれません。

 

その他留意しておいたほうが良い飲み物

基本的にはグルテンが含まれている飲み物ではありませんが、以下の飲み物で反応することがあるケースもあるようなので、人によっては注意しておくと良いかもしれません。

ハトムギ茶

どくだみ茶(原料にハトムギが含まれることがある)

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