GLUTEN-FREE DIARY

グルテンフリーを含む食事制限に取り組んでいます。グルテン過敏症やリーキーガットなどで、グルテンフリーダイエットを取り入れるための情報をお届けします。

小麦胚芽レクチンの概要と摂取した場合の影響

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今回は、小麦に含まれるレクチンの一種「小麦胚芽レクチン(またはアグルチニン)」(Wheat germ agglutinin、以下WGA)について書いていきたいと思います。

 

小麦を摂取する場合に問題となる物質はいくつかありますが、WGAはその一つで、摂取することにより体内のさまざまな組織に問題を起こす原因となるといわれています。

 

同じ小麦に含まれるレクチンといってもグルテンとは全く異なる存在で、たとえばグルテンに対して不耐があると思っていても実はWGAが問題となっているケースもあるようです。

 

そのため、どこに対して影響を受けているかによって食事の仕方や対処も違ってくると思いますので、今回は摂取する場合の影響や含有量など大まかな概要についてまとめたいと思います。

 

WGAとは

害虫から身を守るために防衛機能として備えている栄養阻害物質の一種で、スペルトやカムットなどの古代種を含む胚芽部分に含まれています。

 

そのため精製したものよりも全粒穀物に多く含まれる傾向があります。

 

また発芽しても減少することはなく、芽に保持されていたものが拡散されるため、逆に発芽したものには多くの含有量が存在しているといわれています。

 

摂取することによる影響

かなり強力なレクチンで消化が難しく、体内に蓄積して生体内作用を妨げるといわれています。

 

甲状腺をはじめ体内組織の多くに損傷を与えるほか、他のたんぱく質の消化吸収を妨げる、また腸粘膜を損傷し炎症を起こす、腸の透過性を高めるなどリーキーガットの原因や促進につながるなどの影響を及ぼします。

 

含有量による影響力の違い

現代主流となっているパンコムギだけではなく古代種を含めた小麦に含まれていますが、古代種に比べると、パンコムギは複数の種の掛け合わせてできているため含有量がかなり多い傾向があるといわれます。

 

そのためパンコムギと比較すると古代種のほうがはるかに消化しやすく、たとえ小麦に対して不耐があっても、その原因がWGAだという場合にはスペルト小麦であれば支障なく摂取できる場合があるといわれています。(ただしセリアック病ではない人に限ります)

 

またライ麦・大麦といった穀物にも似た成分が含まれますが、グルテンに不耐性がない場合にはそれらについても問題なく摂取できる可能性があります。

 

なおオーツ麦についても基本的にはライ麦・大麦と同様のことがいえますが、小麦がコンタミネーションしているケースが多いことに注意が必要です。ただ微量が混入している程度であればほとんどのケースで問題になることはないようです。

 

小麦の摂取における留意点

上記のことから、小麦を摂取した後に問題が生じるという場合、実際の原因がグルテンではないという可能性、また両方が影響しているという可能性が考えられます。

 

とはいえ両方を切り離して考えるのは難しいともいえますが、グルテンフリー食品を摂取しても症状が残る場合や、他の穀物を食べた時の状態などを見て何が影響しているか切り分けられると良いかもしれません。

 

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