GLUTEN-FREE DIARY

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腸内環境の改善に効果的な「特定炭水化物ダイエット」

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腸内環境の改善に効果的な「特定炭水化物ダイエット」

今回は、消化機能に問題がある人に効果的だとされる「特定炭水化物ダイエット(SCD)」について書いていきます。

 

炭水化物にはいくつかの種類に分けられ、消化のしやすいものと消化しづらいものがあります。

 

消化しづらいとされる炭水化物には二糖類や多糖類が挙げられますが、それらが充分に消化吸収されずに未消化まま残ると、カンジダ菌や悪玉菌の餌となり腸内環境の悪化や栄養吸収不良などを起こすことにつながる場合があります。

 

特に消化機能に問題がある人には、上記のような状態から腸の損傷や炎症につながるという悪循環になりやすいといわれています。

 

今回は、それらの問題を引き起こす特定の炭水化物を避ける食事療法「特定炭水化物ダイエット(Specific Carbohydrate Diet)」についてまとめたいと思います。

 

特定炭水化物ダイエットとは

特定炭水化物ダイエットは、代謝されにくい特定の炭水化物を避けることで腸内フローラを安定させ消化機能の改善につなげるための食事法になります。

 

避けるべきとされているものは二糖類や多糖類、複合糖質で、吸収されやすい単糖類の摂取は可能とされています。

 

具体的に避けるべき炭水化物には、以下のようなものがあります。

  • 乳糖(ラクトース)
  • スクロース(蔗糖)
  • マルトース(麦芽糖)
  • イソマルトース
  • モラセス(糖蜜)
  • でん粉
  • ご飯・パン・麺類など

 

これらの特定炭水化物を避けることは消化機能に問題がある人に役立つといわれ、リーキーガット症候群やセリアック病、過敏性腸症候群などの人に向けた食事療法とされています。

 

過敏性腸症候群がある人の食事療法としては「オリゴ糖・単糖・二糖・糖アルコール」を避ける低FODMAP食が知られていますが、特定炭水化物ダイエットは過敏性腸症候群がある人にも効果的だといわれています。

 

特定炭水化物ダイエットで避けるべき食品

特定炭水化物ダイエットにおいて避けるべきとされている食品には、以下のようなものがあります。

  • 穀物・疑似穀物・穀物の粉でつくられた加工食品
  • でん粉(タピオカ粉など)
  • でんぷん質の野菜
  • 乳製品(ギーやバター、一部のチーズを除く)
  • 大豆・大豆製品
  • 豆類
  • 砂糖が添加された野菜や果物の缶詰
  • 精製された油
  • 海藻類・海藻製品
  • 菓子類(チョコレートなど)
  • フルクトース(人工的に添加されたものや甘味料として使用するもの)
  • ブドウ糖飴(砂糖が添加されたもの)
  • 糖アルコール
  • メープルシロップ
  • マルトデキストリン
  • インスタントコーヒー(コーヒー自体は可)
  • 加工された肉類
  • ビール
  • ガム
  • 調味料(ケチャップ・バルサミコ酢などの砂糖が使われているもの)
  • ベーキングパウダー
  • スリッパリーエルム・マシュマロウ(粘液にでん粉が含まれる)
  • リコリス
  • カレーパウダーなどの調合されたスパイス

 

上記の避けるべき食品をしばらく除去することで、悪玉菌の餌がなくなるためそれらを減少させることにつながります。そしてそれにより消化状態を改善し栄養吸収を高めることが期待できます。

 

特定炭水化物ダイエットにおける留意点

高炭水化物ダイエットはグルテンや乳製品を避け、肉や魚、野菜を中心にしたパレオダイエットに近い食事となっています。厳密に実践するのは難しいところもありますが、上記の食品をすべて除去すると腸内環境の改善には効果は大きいと思われます。

 

ただし、炭水化物は急激に摂取量を減らすとブレインフォグなどの副次的な症状が出る可能性があるため、なるべく様子を見ながら徐々に行うようにしていくと良さそうです。

 

またカンジダ症のある人が特定炭水化物ダイエットに取り組む場合、カンジダ菌が大量に死滅することによってダイオフ症状を起こすことがあるため注意が必要です。

参考記事:カンジダ菌を除去する「カンジダダイエット」

 

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