GLUTEN-FREE DIARY

グルテンフリーを含む食事制限に取り組んでいます。グルテン過敏症やリーキーガットなどで、グルテンフリーダイエットを取り入れるための情報をお届けします。

リーキーガット症候群の概要・原因・症状・対処法についてのまとめ

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リーキーガット症候群の概要・原因・症状・対処法についてのまとめ

今回は、グルテンの摂取が引き起こすとされる「リーキーガット症候群」(腸管透過性)の概要について説明します。

 

リーキーガット症候群は、簡単にいうと「腸管壁の損傷で腸壁に穴が空いた状態」のことで、この主な原因の一つにはグルテンの摂取が関与しているといわれています。

 

これ自体は病気や疾患といったものではありませんが、セリアック病などの自己免疫疾患やさまざまな慢性症状と大きな関連があるとされています。

 

グルテンに過敏性のある人には知っておくと良い点もあるかと思いますので、今回はこの症候群についての概要から原因、症状、対処法までの一通りのことをまとめていきたいと思います。

 

リーキーガット症候群の概要・症状・原因・対処法

「腸管壁が過度の透過状態にあること(腸管透過性)により腸壁のバリア機能が低下し、分子の大きい未消化の食物や毒素が腸から血流に通り抜けてしまう状態」のことをいいます。

 

通常小腸においては、ひだ状になっている粘膜を通じて栄養素を血液に運びますが、腸透過性が高い状態にあると、未消化の食べもののような分子の大きな物質であっても腸を通り抜けてしまい血中に入り込むことになります。

 

上記のような状態にある場合、以下のような症状が見られることが多いといわれています。

 

よく見られる主な症状

  • 食物への過敏性
  • 消化器疾患
  • ビタミン・ミネラルなどの欠乏症
  • 湿疹・アトピーなどの皮膚炎
  • うつ状態
  • 慢性疲労

 

関連のある病気・疾患

また、関連しているとされる病気や疾患には以下のようなものがあります。

  • セリアック病
  • 1型糖尿病
  • 炎症性腸疾患
  • 喘息
  • 過敏性大腸炎
  • 慢性疲労
  • 関節リウマチ

 

原因・要因

腸管透過性の要因とされていることはいくつかありますが、グリアジン(グルテンを構成するたんぱく質)が要因の一つだとされています。

参考記事:グルテンフリーダイエットの「グルテン」とは何を指すか

 

過敏性のある人が摂取した場合、「ゾヌリン」というたんぱく質の生産が増加し、それによって腸管の「タイトジャンクション」(分子が通過するのを制限している細胞間結合の一つ)における透過性を高めるといわれています。

 

ちなみに、セリアック病患者にはこのゾヌリンのレベルが通常よりもより高くみられており、逆にグリアジンを除去するとレベルが減少し腸の結合を復活させることが確認されているようです。

 

その他の要因

ゾヌリンの増加によるタイトジャンクション開放以外の要因としては、乳製品(カゼイン)・大豆食品・アルコール・カフェイン・精製炭水化物・食品添加物の摂取や、慢性的なストレス、抗生物質の摂取などが関連しているといわれています。

参考記事:リーキーガット症候群の原因やグルテンとの関連性

 

改善するためには

まずこの「リーキーガット症候群」という名前は医学的な病名ではなく、また現時点においては上記に挙げたような病気の原因だと証明されている訳でもなく分かっていないことも多いようですが、まずは小麦・大麦・ライ麦といった穀物の摂取を避けることと同時に個々にアレルゲンとなっている食材や乳製品・白米・砂糖などの精製された炭水化物を除去し、乳酸菌やオメガ3脂肪酸などを摂ることなどが役立つとされています。

参考記事:リーキーガット症候群の改善に必要なこと

 

もし原因不明の体調不良に悩んでいる場合には、腸管透過性が高い状態である可能性を視野に入れて対処を考えてみると良いかもしれません。

 

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コメント

  • セリアック症候群celiac diseaseですよね?

    by のの 2016年1月14日 22:44

    • ののさん
      こんばんは。
      リーキーガット症候群(leaky gut syndrome、腸管壁浸漏症候群)ですが、腸の透過性が増して未消化の物質が血中に入り込んでしまう状態のことを指すもので、自己免疫性疾患であるセアリック病とは別の症状になります。

      by arimi 2016年1月15日 17:32

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