GLUTEN-FREE DIARY

グルテンフリーを含む食事制限に取り組んでいます。グルテン過敏症やリーキーガットなどで、グルテンフリーダイエットを取り入れるための情報をお届けします。

グルテンに過敏な人が果糖を摂る場合の影響

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今回は、グルテンに過敏な人が果糖(フルクトース)を摂取する場合の影響について書いていきたいと思います。

 

フルクトースは果物や一部の野菜・蜂蜜などに含まれる単糖の一つですが、セリアック病やグルテン過敏症の人にはフルクトースの吸収不良(果糖吸収不全症)が見られることがあるようです。

 

またフルクトースはリーキーガットやカンジダ症と直接的に関わりがあるともいわれます。フルクトースの吸収不良は消化機能に問題がある場合にはよくあるようで、グルテンフリーダイエットを実践していてもフルクトースの吸収阻害による症状が続くことがあるようなので注意しておくと良いかもしれません。

 

そういう観点でみると個人的にもいくつか覚えがあるところもあり詳しく調べてみたので、今回はフルクトースを摂取する場合の影響と摂取時の注意点についてまとめていきたいと思います。

 

フルクトース不耐性の種類

グルテンに過敏な人にはフルクトースの不耐性がみられる場合があるといわれますが、フルクトースに関連する不耐性には、原因が先天的なものと後天的なものに由来する2つのタイプがあります。

 

先天的な原因とされるのはフルクトースを代謝する酵素(B型アルドラーゼ)がもともと不足している「遺伝性果糖不耐症(もしくは遺伝性フルクトース不耐症)」といわれるものになります。

 

それに対して後天的に起こる症状としては、小腸でフルクトースを吸収する能力が弱いために起こる「果糖吸収不全症」といわれるものです。

 

といっても「遺伝性果糖不耐症」はかなりまれなもので、セリアック病などの人にみられるのは後天的な果糖吸収不全症が多いようです。

 

果糖吸収不全症による影響

フルクトースは、グルコース(ブドウ糖)と同じ単糖類でそれ以上分解できない最小単位のものとなります。分解されることなく腸壁から吸収されますが、吸収に時間がかかります。

 

吸収されたフルクトースは肝臓でグルコースに変換されるため、グルコース(ブドウ糖)と比べて血糖値をすぐに上昇させないという良い点もあるようですが、腸の状態が悪く消化する能力が低い状態にある人は未消化の糖が真菌や悪玉菌の餌となり、カンジダ菌の増殖や免疫組織を弱める、腸壁の損傷を悪化させるといったことにつながる可能性があるといわれます。

 

果糖吸収不全症がある場合に起こる症状

腸で吸収されなかったフルクトースが発酵すると、以下のような症状が現れる場合があります。

  • ブレインフォグ
  • 頭痛
  • 疲労感・慢性疲労
  • 膨満感
  • 下痢
  • げっぷ
  • 吐き気

 

グルテンに関連する症状との類似点

上記のような果糖吸収不全症で起こる症状には、グルテンに過敏な人がグルテンを摂取した場合に起こる症状と似ているものが多くあります。

【参考記事】
グルテン過敏症 概要・症状・診断方法のまとめ
セリアック病の概要・原因・症状などのまとめ

 

もし上記のような症状があり、厳密なグルテンフリーダイエットを実践しているにも関わらず症状が継続するという場合には、原因がグルテンや乳製品ではなくフルクトースにある可能性が考えられます。

 

ただし果糖吸収不全症は、いわゆる高フォドマップ食に対する不耐とは別物にあたるため、フルクトースの吸収不良か高フォドマップ食に原因があるのかを区別する必要があります。

参考記事:グルテンフリーと低フォドマップ食の関連性

 

症状を改善するには

果糖吸収不全症の症状を改善するためには、フラクトースやフルクタン(フルクトース分子の重合体)を多く含む食べものや飲みものを食事から除去するか制限する必要があります。

 

またリーキーガットがあるとフルクトースの吸収を阻害するため、まずはリーキーガットを改善をすることで、フラクトースの吸収不良を解消することにつながります。

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