GLUTEN-FREE DIARY

グルテンフリーを含む食事制限に取り組んでいます。グルテン過敏症やリーキーガットなどで、グルテンフリーダイエットを取り入れるための情報をお届けします。

FODMAPとグルテンフリーダイエットの関連性・食事療法を行う際の留意点まとめ

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FODMAPとグルテンフリーダイエットの関連性・食事療法を行う際の留意点まとめ

「低FODMAP食」と呼ばれる食事療法がありますが、これについて知っているもしくは聞いたことがあるという人は多いかと思います。

主に過敏性腸症候群の治療法として知られていますが、グルテンフリーダイエットを実践している人の中には、この食事法を取り入れることで症状軽減などの良い効果が期待できる場合があります。

そこで今回は、この食事法がどんな場合に役立つのか、FODMAPの基本的なことを含めて、グルテンの関連性や低FODMAP食を実践する際に留意したい点などについてまとめていきたいと思います。

 

FODMAP・低FODMAP食とは

まず、「FODMAP」という名称が意味するものや含まれる主な食品については以下のようになります。

 

「FODMAP」の意味

まず、「FODMAP」とは小腸で消化吸収されにくいとされる短鎖炭水化物を表したもので、以下4つの炭水化物の頭文字から構成されています。

  • fermentable oligosaccharides(発酵性オリゴ糖)
  • disaccharides(二糖類)
  • monosaccharaides(単糖類)

 and

  • polyol(ポリオール)

 

食品に含まれるFODMAP

また、一般的な食品に含まれるFODMAPには以下のようなものがあります。

  • フルクタン(オリゴ糖):小麦・大麦・ライ麦・ガーリック・玉ねぎ・豆類などに含まれる
  • フルクトース(単糖):はちみつ・果物などに含まれる
  • ラクトース(二糖):乳製品に含まれる
  • ガラクタン(オリゴ糖):豆類などに含まれる
  • 糖アルコール・ポリオール:キシリトール・マンニトール・ソルビトールなど

 

低FODMAP食

FODMAPは過敏性腸症候群の症状を発生する原因として挙げられており、これらをうまく消化できない一部の人は、FODMAPを多く含む食品を摂取すると、それらは小腸で消化されないまま大腸に達し、大腸で発酵して膨満感・便秘・下痢などの腹部症状につながっていくといわれています。

そしてこれらの症状改善のために推奨されているのが、FODMAPを多く含む食品を避け逆にそれらが少ない食品を摂るという、いわゆる「低FODMAP食」になります。

 

グルテンフリーとFODMAPの関連性

次に、グルテンフリーダイエットとFODMAPの関連性について見ていきます。

 

フルクタン

グルテン含有穀物である小麦・大麦・ライ麦には、FODMAPの一つである「フルクタン」が含まれています。

一般的に、フルクタンはプレバイオティクスとして働き善玉菌の増殖に役立つとされていますが、健康な人には良い効果があってもFODMAPをうまく消化できない人にはその限りではありません。

小麦・大麦・ライ麦といった穀物にはこのフルクタンとグルテンが含まれており、また現れる症状も似ているため、どちらが原因となって症状が起こっているかが分かりにくい場合があります。

 

フルクトース・ラクトース

FODMAPにはフルクトース(果糖)やラクトース(乳糖)が含まれますが、セリアック病やグルテン過敏症の人には、これらがうまく消化吸収できない場合があるといわれています。

特に治療が浅いセリアック病の人は腸の状態が回復していないとこれらを吸収しづらい状態となる傾向があるようですが、この場合は腸が回復していくにつれて改善されていくとされています。

【参考記事】
グルテンに過敏な人が果糖を摂る場合の影響
セリアック病の人が乳糖不耐症になりやすい原因と主な対処法・留意点

 

低FODMAP食の実践法と留意点

もし「セリアック病もしくはグルテンへの過敏症で小麦などの穀物を除去しているが、それでもまだ過敏性腸症候群のような腹部症状が残る」という場合には、低FODMAP食を実践することで症状が軽減される可能性があります。

 

食事法の実践方法

この食事法を行う場合は、まず高FODMAPの食材をすべて数週間ほど避けます

そして、その後ラクトース、フルクタンなど一種類づつ再導入して症状が起こるかどうか状態を見ていき、症状を起こすFODMAPの種類が確認できた場合にはそれを除去していくという流れになります。

つまり、高FODMAPの食品をずっと避ける必要はなく、低FODMAP食を行うことで自分にとって症状の原因となるFODMAPの種類を見つけていくということが必要です。

 

原因の切り分け

グルテンフリーダイエットは過敏性腸症候群の症状を和らげるのに有効だといわれ、治療としても用いられていたようですが、実際のところはグルテンと過敏性腸症候群には関連性はありません

FODMAPとグルテンは炭水化物とたんぱく質で全く別のものとなるため、両者を切り分けて考えておく必要があります。

たとえば小麦などの穀物を避けて症状が軽減される場合、問題となっているのがFODMAPであればグルテンは症状なしに摂ることができます。また、逆にグルテンが原因で症状が起こっているという場合には、それらが低FODMAPダイエットで改善することはないということになります。

そのため、必要に応じて両方の食事法を照らし合わせながら自分に合う食材や合わない食材を確認していくようにしていくと良いかもしれません。

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