GLUTEN-FREE DIARY

グルテンフリーを含む食事制限に取り組んでいます。グルテン過敏症やリーキーガットなどで、グルテンフリーダイエットを取り入れるための情報をお届けします。

腹痛・膨満感が続く場合に考えられる要因

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今回は、腹痛・膨満感といった腹部症状が起こる要因について書いていきたいと思います。

 

「グルテンを含む食事の後に起こる腹痛・膨満感」は不耐性のある人によく起こる症状の一つで、多岐にわたる症状の中でも最も多く見られており、ほとんどの人が経験しているといわれています。

 

ただしそうした症状は他の原因でも起こる場合があり、食事を変えたとしても症状が消えずに残ってしまう場合もあります。

 

そこで今回は、グルテンフリーダイエットを開始した後も上記のような腹部症状があるという場合に注意したい要因についてまとめました。

 

腹痛・膨満感の原因として考えられる要因

乳糖不耐症・フルクトース不耐症(果糖吸収不全)

乳製品に含まれる糖の一種「乳糖(ラクトース)」や、フルーツ・野菜などに含まれる「フルクトース(果糖)」を分解するための消化酵素が不足しているために、それらを含む食事の後に腹痛などの症状を引き起こします。

 

乳糖不耐がある場合にはアーモンドミルク・ココナッツミルクなどの代替品を摂ることで症状を抑えることができます。なお、もし摂取したいという時には、ラクトースの消化酵素(ラクターゼ)のサプリメントを摂ると症状を軽くすることに役立ちます。

【参考記事】
セリアック病と乳製品の関連性
グルテンに過敏な人が果糖を摂る場合の影響

 

他の食品への不耐性

他の食品に対して同時に不耐性があることが原因で腹部症状が起こっている可能性があります。乳製品以外に、大豆製品・卵なども共通してよく見られる食品といわれているため、注意しておく必要があります。

 

加工食品の摂取

小麦を使ったパスタやパン、菓子類の代替品には米粉やタピオカ粉、コーンスターチといった精製炭水化物を多く含むものがありますが、それらの加工食品を多用すると腸内環境のバランスを崩し症状につながる可能性があります。

 

また炭水化物は水分を保持するため、摂りすぎると水分が貯留されやすくなりお腹が膨れることにつながります。

 

全粒穀物・疑似穀物

小麦の代替えとしてそば・キヌア・アマランサスなどを使用する場合があるかもしれませんが、食べ慣れていない穀物を摂り始める場合や消化機能に問題がある状態で摂取するという場合には、必要な消化酵素が適切に生産されず症状を起こす可能性があります。

 

そのため、始めのうちは少量を週に1,2度程度から食べるようにする、量をたくさん食べる場合には状態が良くなってから摂ると良いといわれています。

 

また、食物繊維が豊富な穀物を摂る場合には、食べ慣れないうちから大量に摂取したり水分を十分に摂らずに食べると症状につながります。それらの穀物も、徐々に量を増やしながら食べるようにします。

 

過敏性大腸症候群(IBS・Irritable Bowel Syndrome)

腹痛や膨満感は過敏性大腸症候群の症状の一つでもあります。

 

この場合は、「FODMAP」と呼ばれる消化しにくい短鎖炭水化物を多く含む食品を避ける食事法(低FODMAP食)を実践することが改善に有効です。

 

参考記事:グルテンフリーと低フォドマップ食の関連性

 

なおIBSは大腸の機能障害で、症状は似ていてもセリアック病などとは全く違う主旨の病気となりますが、それらの症状を持つ人の中には小麦やグルテンに過敏な人がかなり多くいるようです。

 

その場合には低FODMAP食だけでなく、グルテンフリーダイエットを実施することもIBSに関連した症状の軽減に役立つ可能性があるといわれています。

 

症状を軽減する際の留意点

腹部症状は上記のような要因でも起こる場合があるため、それらの症状が見られる場合には市販の代替品を摂る場合には、個々の状態に併せてどんな原材料を使用しているかや摂る量・頻度を考慮する必要があります。

 

また乳糖など他の食品への不耐性や過敏性大腸症候群などの疾患を同時に抱えているというケースも多く見られるようなので、原因を一つに決めつけずに隠れた要因を探ってみることも症状を軽減していくために役立ちます。

 

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